25歳、肌にまとわりつく湿度を感じ始めた初夏
先輩との待ち合わせで世田谷、若林の自宅に向かっている時
ある通りではげしいスコールに見舞われ
近くにあった「松陰神社」で雨宿りさせてもらったことがある
その時は「吉田松蔭」にはまったくの無知だった
世界的に類を見ないほど幕末にエリートを大勢うんだ松下村塾
短い間に松陰がそこで教えたことは
「いかに生きるかと言う志を教えれば、人生そのものが学問に変わり学びになる」
ということ
その「いかに」を教えられる
媚びない人生を教えてくれる大人はどれぐらいいるだろう
アツすぎる人間も少し苦手だが、何もせず冷めた目で嘲笑する人間はもっと苦手な
あまのじゃくの自分が
人を幸せにする商売を一生続けると覚悟を決めたときに出会った
志を学ぶ良書だと思います