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心を込める先





窯元で陶器を購入すると

必ず入れてある紙がある。

歴史や経歴を載せているところも多いけど、

小石原焼の鬼丸豊喜窯の鬼丸さんは、

なにもしなくていいと。

奥さまに伝え、

豊喜さんがそう思っているだろうなという

言葉を青い紙に綴ったそう。

目に見えないものを大切にしていて、

お会いすると伝わってくる気。

芯があるからこそ、謙虚で穏やかな雰囲気を持つ。

作りたいものを作る。

どこに価値基準をおくか。

それで人生の満足度は変わる。