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波乗りと人となり

人間性がサーフィンに出る。
同じピークで初級者から上級者までいて
順番待ちがあるようでなく
技量によって波の競争があり
システム的に念が渦巻きやすい。

暗黒の了解のなかで
故意に前乗りする人が稀にいる。
大体が中年、中級クラス。
わざと前乗りされて
気持ちのいい人はいないはず。

そういう人がいた時点で
離れるのが一番。
同じ空間にいてはいけない。
時間を無駄にしないよう
優れたアスリートのように気持ちを切替え
次のピークへ移動する。

自分も過去に1度だけ失態を。
その日は波も小さく波数も少ない。
ピークに中年男女のロガーの集団がいて
順番が全く回ってこない。

分かっていたけれど
痺れを切らして距離を取った上で
追いつけないと思い故意の前乗り。

最低だ。

自分がとても嫌なやつに思えた。
ごめんなさい、と心の中で謝っても後の祭り。
そんなもの乗っても楽しくない。 

誰かから奪えば
どこかで必ず奪われる。
全てに余裕を持って
譲り合う気持ちと
楽しむ気持ちを忘れずに。

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