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雪の静寂

山の道具をすこしつづ揃えていると、いつのまにかBCも考慮したものになっていた。魂は、登った上に滑る方も求めているようで、小さい頃から冬はスキーやボードで遊んできた僕のルーツがそうさせるのかもしれない。

思い出すのは雪の静寂。18年間、近くにあった奥羽山脈の雪山が恋しい。それは綺麗でとても寂しい雰囲気。

夜になれば、規則的に並んだオレンジ色の街灯がスポットライトの様に、しんしんと降る雪を照らす。冷たい空気と軋む足音、息遣いのみが聞こえ、音の反射がない密度の濃い静寂があたりをつつんでいる。

上を向けば、1,026m上空にあるテレビ塔の光。その規則正しい点滅をただなんとなく見ていると、意識が心の内側にスーッと戻っていくような、なんとも言えない穏やかな気持ちにさせてくれる。

冬の侘び寂びというか。冬になると地元駅からの長い一本道を思い出す。

   




山の守り神


ここ最近、山の話に惹かれている。
狐や狸に化かされるなんて、
想像もつかないけど大真面目。

何か目に見えない力。

初めてヒデさんの製作所に伺った帰り道
峰山の傾斜のきつい坂の途中で、
2mは近い大きな青大将にばったり。

存在感だけを残して消えた山の守り神は
「また来いよ」と、
歓迎してくれいてる気がした。

HODAKADAKE


ようこそ信じられない世界へ。

北アルプス

上には何があるんでしょう。

麓から見上げると、登ってみたい好奇心にさらされる。

今年になってから意味もなく山に惹かれるようになった。

僕の出身の山形にも、百名山のひとつ、鳥海山と月山がある。

そして修験道で有名な羽黒山、湯殿山も。

きっと何かあるんでしょうね。

ただ、山にも気が合う合わないが存在するとおもうので

好きな土地、山梨、長野の山に登りたい。

スクワットを続けながら、その機会を待ちたいと思います。

SHINSYU


驚いたことに、年齢関係なく

1人で山に入る女性も多いこと。

下山中の方とすれ違う時に挨拶をすると

みんな澄んだ目をしている。

まるで山の神に全てを肯定された様に

自信たっぷり、清々しく。

それほど「山」は神聖なのかもしれない。

それだけでも十分に美しい。