Skip to content

タグ: 長野

Tengu

家から車で30分の異世界。
いつきても最高の一言。

東天狗の頂上で休んでいると
70歳すぎているであろうおじいちゃんが
ポケットから携帯を取り出し
電話をしはじめた。

かつては一緒に登っていた友人だろうか。
どうやら病気で床に伏せているようで
「どうだ?飯食えてるか?」と声をかけていた。
「今八ヶ岳にいる」
きっと、この景色を見せたかったに違いない。

山には夏の終わりが近づいている。

木曽駒ヶ岳









思い立ったが吉日。
木曽駒ヶ岳へ。初登山。

アドレナリンを出しながら
ガスが覆う中、黙々とピークを目指す。
待っているのは絶景と達成感。

疲れきった体に、
足音と息遣いがそこにあるだけ。
風の音が止んだときの静寂が染みる。

瞑想をするように無になっていく。
これは波乗りでは味わえない感覚。
山の神様にお礼をいい、下山。

山麓まで一緒だったおじさんと再開し、
ガスがなくなって良かったね。
日頃の行いがよくないと、
山はいい景色を見せてくれない。

ガスが晴れた山頂を見れたのは、
君は行いがいいんだね。
と、優しい言葉で元気をくれる。

足腰の強さっていうものは、
心の健康にも繋がるんだと、
年配の登山者の方と話して想う。

辛いし、危険と隣り合わせの登山。
初登山で不思議な体験もしたけれど、
みんなが夢中になる理由が分かった。

HODAKADAKE


ようこそ信じられない世界へ。

北アルプス

上には何があるんでしょう。

麓から見上げると、登ってみたい好奇心にさらされる。

今年になってから意味もなく山に惹かれるようになった。

僕の出身の山形にも、百名山のひとつ、鳥海山と月山がある。

そして修験道で有名な羽黒山、湯殿山も。

きっと何かあるんでしょうね。

ただ、山にも気が合う合わないが存在するとおもうので

好きな土地、山梨、長野の山に登りたい。

スクワットを続けながら、その機会を待ちたいと思います。

SHINSYU


驚いたことに、年齢関係なく

1人で山に入る女性も多いこと。

下山中の方とすれ違う時に挨拶をすると

みんな澄んだ目をしている。

まるで山の神に全てを肯定された様に

自信たっぷり、清々しく。

それほど「山」は神聖なのかもしれない。

それだけでも十分に美しい。