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人生は突然に

その友人の妻は自分の心の声と
良心との狭間で心を失った。
それだけ素直で優しい人ということ。

それを制するまでの生きがいもなく
思考までも濃い霧で包まれているようだった。

その友人の妻は
自分の中に答えがあることを気づきながらも
低級霊に憑依され思考を乗っ取られたように
道を見失い朦朧と彷徨っていた。

強制的な力での転換を
強く望んでいるようだった。

のちに離婚し泥沼の中で再起を図り
一部の意思と自信を取り戻したりもした。

潜在意識に眠っていた
クリエイティブな感性が芽をだし
数年後に花が開くことを信じて
日々努力を重ねていた。

できないことができるようになること。
今までの自分より成長していること。
この実感は何にも代え難い喜びであり
私も心から応援した。

しかしタフな日常から逃げ出すように
最後に選んだ道は以前と同じ道だった。
現実はそう容易くはない。

楽な道を選ぶことは間違いや失敗ではない。
自分を守るためには必要な時もある。
しかし、問題はその代償として
数年後に辻褄を合わせる時がくること。

同じ問題は解決するまで何度でもやってくる。
人生は勇気と覚悟が必要だ。

私はそのこときっかけに
人間の精神性に興味を持ち
黙考する日々を送った。
不眠症になる程手強いものだったが
得たものはとても大きかった。

やはり迷った時はあえて大変な道に
足を踏み入れるの方が
一番の近道なのは経験上間違いない。

徹底して孤独と向き合いながら
旅に出て、山に登り、波の乗った。
この世界について学んだ。

物と金で心が満たされることはない。
この文明は欲と洗脳によって奴隷となるように
意図的に仕組まれている。

音楽の周波数すら決められている。
そこに人間への尊厳はなく
目に見えるものは過去の幻想。

答えは自分の中に全てある。
人生は突然の分岐点に来た時
その選択の理由が運命を左右する。
物やお金か、それとも生きがいか。

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